弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想

シャンシュン・ニェンギュの教え

歴史上初モンゴル人のボン教ラマ

いまモンゴルに来ています。6月19日に日本を出発して、北京で一泊し、翌日モンゴルの首都ウランバートルに到着しました。モンゴルに来たのは、観光のためではありません。

 

 

数年前にモンゴルにボン教僧院が創建されたのです。このボン教僧院を創建したのは、まだ若いモンゴル人のボン教ラマ、ゾパ・リンポチェです。歴史上初のモンゴル人ボン教ラマです。

 

 

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モンゴル人初のボン教ラマ

 

 

このボン教僧院には次のような由来があります。ある年ニューヨークでボン教の活仏がダライ・ラマのお兄さんである活仏にお会いする機会があったそうです。ダライ・ラマのお兄さんは次のような話をしたそうです。

 

 

「かつてはモンゴルにもボン教の教えが存在したのだから、モンゴルにボン教の教えを広めたらどうかね?」。その後、ウランバートルに住むモンゴル人の四人の若者と、一人のゲルク派の僧侶がインドにあるボン教の総本山に派遣されることになりました。

 

 

話が横道にそれますが、このゲルク派の僧侶は暦学を学ぶためにボン教僧院に留学したのです。チベット仏教のお坊さんがボン教僧院で暦学や占星術を学ぶことは、実はよくある話です。

 

 

ゾパ・リンポチェは現在36歳。2001年、18歳だったときに、北インドにあるボン教の総本山であるメンリ僧院に行きました。

 

 

もともとは絵を描くのが好きで、仏画を習うつもりでボン教のお坊さんになったそうです。しかし、メンリ僧院では主に論理学堂に入門し、ボン教の教学を習得したそうです。

 

15年もの勉強の末、ゲシェ(仏教博士)の学位を習得。2016年にモンゴルに帰国しました。彼は背が高く、なかなかイケメンなラマです。

 

 

 

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