三宝に帰依します。
現在の日本人は、まったく死やブッダの教えに興味を持ってないように思えます。常日頃、誰もが仕事や日常生活のことにかかりきりで、毎日忙しく暮らしています。
まるで、生きていることを忘れてしまっているかのようです。
科学全盛のこの時代。死について考える教えやブッダの教えは時代錯誤の役に立たない遺物だと考えていることでしょう。「怪しい、無用の長物、迷信」などなど。
死やブッダといった言葉を耳にするや否や、顔をしかめます。「そんなくだらないことを考えるくらいなら、仕事のことを考えたい」
しかし、愛する人や家族が亡くなると、そうした人たちでも考え方がガラリと変わることがあります。大切な人を失い、しばらくの間、孤独感と虚無感に包まれるのです。
その次に、故人はどこに行ってしまったのだろうかと、ふと思うようになるでしょう。ちょうどそれは、幼子が亡くなった母親を探すように。
その次に、自分の生と死について真剣に考えるようになります。いったい、自分はどこからやって来たのか。そして、死んだらどこに行くのか。
すると、当たり前に自分が住んでいるこの世界、そして自分の心と身体が存在する不可思議に初めて気づくのです。
【お知らせ】
- 次回のスル供養10月12日~14日 詳細とお申し込み方法はこちらから
- ゾクチェンZOOM教室 10月3日(日)19:30~20:35
- この秋に「帰依の五体投地」と「グル・ヨーガ瞑想」のZOOMを開催する予定です。
今日積む功徳があなたのところに届きますように。