三宝に帰依します。
国が異なると、同じブッダの教えの言葉の意味も異なる。布施と供養もその一例だ。チベット語で布施のことをジンパと言い、供養のことをチュパと言う。
ジンパもチュパも同じくボン教の教えで説かれている言葉で、どちらも「分け与える」や「捧げる」といった意味だ。
しかし、微妙な意味のちがいがある。ジンパは自分より立場の低い相手に施しをするニュアンスがある。
たとえば、地獄界や餓鬼界で苦しむ生き物に何かを与える場合、ジンパという言葉を用いる。
一方、自分より優れた相手に何かを捧げる場合には、チュパという言葉を用いる。たとえば、仏法僧の三宝に捧げものをするときには、チュパという言葉を用いる。
【お知らせ】
- 2021年度内にスル供養で学業成就や受験合格の御供養を御申し込みされた方の御子息のために、引き続き箱寺が無料でマセン(ボン教の文殊如来)のマントラを唱え続け、御子息の合格を祈願します。
- ただいま、一月のスル供養を実施しています。
- ZOOM教室ゾクチェン経典『自然なる三身の現出』から「本然の境地への導き入れ」(2/6、2/20、3/6、3/20 全4回の予定)
今日積んだ功徳があなたのところに届きますように。