弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想

シャンシュン・ニェンギュの教え

香りを食べる

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三宝に帰依します。

 

死とは心と身体が分離した状態のことをいう。身体を失った死者でも食べ物や飲み物への執着心が残っている。

 

物質的な身体を失ってしまっているために、生前のように物質的な食べ物や飲み物を摂取することはできない。

 

このような死者でも香りは摂取できるという。つまり、香りが死者の食べ物になるのだ。そこから、死者のことを食香(じきこう)と呼ぶこともある。

 

食香は一種の餓鬼だとされている。

 

【お知らせ】


今日積んだ功徳があなたのところに届きますように。