弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想

シャンシュン・ニェンギュの教え

勉強に逃げないこと

三宝に帰依します。

 

瞑想や修行を始めたばかりの頃、なかなか上達しないことがよくあります。たとえば、神仏やタピリツァを観想して、マントラを唱える加行の修行をしていたとします。

 

最初のうちは、神仏やタピリツァの姿に意識を集中することができるでしょう。しかし、しばらくすると雑念が湧いてきて、神仏やタピリツァの姿を見失ってしまうでしょう。

 

ゾクチェンの心の本性に留まる瞑想をしているときも同じ。思考の後を追わないようにしていても、しばらくたつとついつい思考の後を追ってしまいます。

 

こうしたときにやりがちなのが、瞑想を止めて勉強をし始めること。ダルマの勉強をすることは素晴らしい。しかし、勉強すれば瞑想が上達するかといえば、それには疑問符が付きます。

 

瞑想の問題は、瞑想の中でしか解決しないのではないか。勉強に逃げたところで、それで瞑想が上手くいくわけではないと、私は思います。

 

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【お知らせ】

 

今日積んだ功徳があなたの所に届きますように。