弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想

シャンシュン・ニェンギュの教え

供養と帰依

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三宝に帰依します。

 

先月スル供養を御申込みいただいた方からお礼のメッセージと、スル供養の継続の御申込みをいただきました。

 

箱寺先生、先日は水子である妹も含めて故人供養をしていただき、誠にありがとうございました。最近は信心し供養するという事が日常の一部になりました。三宝への帰依が、生活上の様々な原動力になっています。
三宝へのお礼のスル供養、宜しくお願い申し上げます。

 

この方は、十年以上も前に私が東京と大阪でゾクチェン瞑想教室を始めた頃から、瞑想教室に足繁く通われている方です。随分前からの顔馴染み様です。

 

御自分の心の完成とカルマの浄化を目指し、加行やゾクチェン瞑想に取り組まれています。

 

また、スル供養の御依頼をしながら、御自分でも御供養を生活の中に取り入れていらっしゃるようです。素晴らしいです!

 

実際、この方は「信心し供養するという事が日常の一部に」なっているとのこと。つまり、御供養によりご自身の生活と心が変化しているのです。

 

この方は、この世界に出られず、お会いできなかった妹さんのことを気にかけている、とても優しい心をお持ちです。

 

水子を供養したいというお気持ちは、恵まれない生き物を助けたいという布施と慈悲の気持ちの現われです。

 

布施とは、自分の持ち物や金銭を他の生き物に分け与える行為のこと。

 

その布施と慈悲の気持ちは日常生活の中にも染み出し、この方とこの方の周りの人々に心の安らぎと信頼をもたらしていることでしょう。

 

御供養や瞑想により、メリットや幸福を感じられるようになったら、自然に三宝への帰依の気持ちが現れてくることでしょう。

 

帰依とは、ボン教ブッダの教えを自分の生活の柱に取り入れること。

 

この方が書いていらっしゃるように、この三宝への帰依の気持ちは「生活上の様々な原動力になり」、私たちの人生を支えてくれるのです。

 

この方がお持ちになっているこうした尊い御気持ちに感服しました。

 

【お知らせ】

 

今日積んだ功徳があなたのところに届きますように。