箱寺孝彦が語る日本とゾクチェンの未来

シャンシュン・ニェンギュの教え

心の悩みと青空

三宝に帰依します。

 

東京の瞑想教室にご参加いただいているある方から、瞑想教室のご感想を頂戴しました。許可をいただいているので、ここに転載させていただきます。

 

連休は仕事が忙しいということもあったのですが、実はこの1ヶ月くらいのあいだ、青空を見つめる瞑想はなるべく自宅ではしないようにしていました。

 

3月頃に体験会に参加させてもらった際にも感じたことなのですが、おそらく本来は加行の瞑想などをしていく中で解消されるべきものなのではないかと思われる心の中の悩みや罪悪感のようなものが、青空を見つめる瞑想をしているといつの間にか心の中から消えてしまっているような気がして、果たしてそれで良いのか少し気になっていたというのもあって、少しの間そうしてみていたのですが、先日、瞑想教室に参加させていただいた時は、久しぶりに瞑想ができる事がなんだか嬉しくて、自分がいつの間にかこの瞑想がとても好きになってしまっている事に改めて気付かされた気がしました。

 

私は子供の頃から客観的に見れば恵まれた境遇に生きている筈なのに、何だかいつも少しだけ不幸…という状態を長いこと過ごしてきたのですが、それは自分の意識が現実と自分との間に距離を作り出してしまっていたんだということ、生まれてから今まで自分が幸せだということに気が付かないくらい、幸せだったことに最近になって気が付きました。それは自分にとっては結構重要な事だったのではないかな、と感じています。

 

この方は、別のメールで下記のようにも語られています。

 

ただ瞑想については、やってみて感じた事を正直に書いたつもりではありますが、初心者なので見当違いもあるかもしれません。(心の中の悩みが消えてしまう事等については、自分でもまだはっきりと意味が掴めず、何かの拍子に起きたビギナーズラック?の様なものだったのでは‥という気持ちもあります。)

 

この方の謙虚さを学びたいと思いました。ご協力ありがとうございました。

 

【お知らせ】

 

今日積んだ功徳があなたの所に届きますように。