三宝に帰依します。
毎日瞑想を続けている真剣な修行者でも、瞑想を継続しにくくなるときがあります。たとえば、仕事が忙しくなったときや、体調がすぐれなくなったときなど。こんなとき、努力家のあなたは睡眠時間を削って、瞑想するための時間を作り出そうとするかもしれません。
瞑想も修行も健康が土台となるので、無理は禁物です。そうしたときには、ひと工夫してみるのはどうでしょうか。日常生活と修行を融合するのです。
たとえば、昼食でカレーを食べるときに、最初の一口を目の前に観想した三宝に捧げてみましょう。これも立派な帰依の修行になります。
仕事を始めるときに、「生きとし生けるもののためにこの仕事に取り組もう」や、「世の中がよりよくなるようにこの仕事に打ち込もう」と思ってみましょう。これも立派な慈悲の修行になります。
電車に乗っている間の10分間だけ、思考を追わない瞑想をしてみましょう。これも立派なゾクチェンの修行になります。しかも、ストレスが少し軽減されるおまけ付き。
これらはとても簡単な修行ですが、1ヵ月も続けていけば、その効果を十分に感じ取れるようになるでしょう。瞑想修行者にとっても、十分な睡眠はとても重要なのです。
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今日積んだ功徳があなたの所に届きますように。