箱寺孝彦が語る日本とゾクチェンの未来

シャンシュン・ニェンギュの教え

セムデ、ロンデ、メンガキデ

三宝に帰依します。

 

ゾクチェン瞑想の教室を主宰していると、「シャンシュン・ニェンギュはセムデ、ロンデ、メンガキデのどれに当てはまりますか?」と質問をいただくことがあります。

 

ボン教には数え切れないほどのゾクチェン経典が保存されています。その中には、シャンシュン・ニェンギュ、アティ、ヤンツェ・ロンチェンなどの教えが含まれます。しかし、セムデ、ロンデ、メンガキデという分類方法はボン教には存在しません。

 

なぜならば、ボン教に伝承されているどのゾクチェンの教えも、系譜や歴史や修行方法が異なるだけで、その思想や見解そのものはどれもまったく同じだからです。

 

どのゾクチェンの教えもそれ自体で完成されていて、教えの間で優越は存在せず、分類する必要がないのです。

 

どの経典のゾクチェンを学んでも、どの教えにしたがって瞑想修行しても、最終的には、最も完成された悟り、つまり虹の身体にたどり着けるのです。

 

【お知らせ】

 

今日積んだ功徳があなたの所に届きますように。