弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想

シャンシュン・ニェンギュの教え

死と生の不可思議2/3

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三宝に帰依します。

 

愛する人の死や家族の死によって、はじめて真剣に自分自身の人生に向き合うようになる人もいます。そうしたときからでも、ブッダの教えやボン教の教えを学び始めるといいでしょう。

 

ボン教の教えが書かれた本を読んだり、ラマが説くボン教の教えに耳を傾けましょう。そして、実際にその教えを通して自分の人生や生死について深く考えましょう。

 

初歩的な瞑想の教えである加行を開始し、加行を満了し、ゾクチェンの教えの法門に入り、心の本性を探求していけるとより素晴らしい。

 

しかし、大部分の人たちは、愛する人や家族を失ったとき、ほんの一瞬、自分自身のかけがえのない人生や生死の不可思議が頭をよりぎますが、すぐに忘れてしまします。

 

仕事や日常生活の煩雑さに再び飲み込まれてしまい、生きているのか死んでいるのか自分でもわからないような毎日に戻っていくのです。

 

残念なことにブッダの教えに出会うことがないのです。自分の人生について深く考える機会を逃してしまうのです。夕食のことや月末の支払いのことばかりで頭の中を一杯に満たしてしまうのです。

 

【お知らせ】

 

今日積む功徳があなたのところに届きますように。