弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想

シャンシュン・ニェンギュの教え

野山で修行するゾクチェンパ

三宝に帰依します。

 

ゾクチェンパとはチベット語で、ゾクチェンの瞑想修行者を意味する。ゾクチェンパは野山に目に見えない精霊たちが住んでいることを知っている。

 

彼らが野山で修行を開始するときには、その場所に住む精霊たちに対して挨拶がてら供物をささげる。

 

経典『智恵のエッセンス』の中で、ボン教の成就者シャルザ・タシ・ギャルツェンは次のようなアドバイスを修行者に残している。

 

誰もいない静かな場所へ行き、そこに留まりなさい。はじめに山の神々もしくは、その地域で強い力を持つ霊的な存在に対して捧げものをしなさい。

 

そうすれば、そものもたちの不安を取り除くことができる。そのものたちに自分の修行場を告げ、そのものたちの邪魔をしないようにしなさい。(『智恵のエッセンス』P45)

 

【お知らせ】

 

今日積んだ功徳があなたのところに届きますように。