三宝に帰依します。
今回の御供養の儀礼のために、巨大な須弥壇がチベット僧によって用意された。
この須弥壇にさまざまな供物をのせていく。
色とりどりの糸で作られたナムカ。一本作るのに、2〜3日かかるという。
大麦の炒った粉であるツァムパから作られたトルマ。右には黒色の鳥、左には黒色の羊の姿が象られている。
ありふれた木の葉と、ジュニパー(セイヨウネズ)の葉。ジュニパーの葉は、チベットでは香煙供養で頻繁に用いられる。
チベット僧たちの手によって、こうした供物は次々と須弥壇の上から載せられていく。
写真の須弥壇が赤色をしているのは、この面が西方を表しているからだ。
さまざまな供物が備えられ、まるで、供物の森のようだ。
今日積んだ功徳があなたのところに届きますように。