箱寺孝彦が語る日本とゾクチェンの未来

シャンシュン・ニェンギュの教え

2種類のゾクチェンの修行方法

三宝に帰依します。

 

ゾクチェンを習得し修行する方法は大きく2種類に分けられます。一つ目は、ケーパ・システム。二つ目は、クスリパ・システムです。

 

ケーパとはチベット語で学者という意味です。ここではさらに2に分かれます。瞑想学堂ではゾクチェン経典の学習だけをして、一日中瞑想ばかりして過ごします。4年間のコースです。

 

論理学堂では、顕教密教、ゾクチェンすべての経典の学習をしたり、問答に明け暮れたりします。このコースの13年間、あまり瞑想の実技をする暇はありません。

 

クスリパ・システムは、いわば、行者のための教育課程です。実践的なゾクチェン経典の伝授と、経験と学識を積んだラマの教えを頼りに、加行から始まりゾクチェンの修行をしていきます。

 

私たちのちいさな瞑想教室は、クスリパ・システムを取り入れています。仕事や家族の世話に明け暮れるのが世俗の生活のさだめ。本当に必要なことだけに貴重な時間と努力を注ぎ、心の本性の悟りを目指しているのです。

 

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【お知らせ】

 

今日積んだ功徳があなたの所に届きますように。