ゾクチェンの教えを日本で伝授している箱寺です。ゾクチェンの教えやチベット瞑想について執筆しています。よろしくお願いいたします。
私たちが心を完成させるための重要な拠点であるボン教のティテン・ノルブッツェ僧院。この僧院は80年代の創建時から、勉学や修行に励むチベット僧が絶え間なく増え続けています。
長年、教えの伝授や講義のための教室、僧が住む清潔な住居の不足に悩まされてきました。今年大掛かりな増築に踏み切り、その建築が進んでいます。その陣頭指揮を執っているのが、僧院長テンパ・ユンドゥン・リンポチェです。
抜群の知識と語学能力、あたたくやさしい人柄、優れたリーダーシップ、そしてかなりのイケメン。ゾクチェンの達人でもあるチベット人の高僧です。なん年も前に一度日本にお招きして、ゾクチェンの教えを説いていただきました。次日本にボン教のラマをお招きするなら、このラマ(先生)だとひそかに思っています。ちなみに私と同い年・・・。
現在の建築現場のようす。おおまかな構造は既に出来上がっているようです。これから壁となるブロックを積み上げていくところです。ちなみにネパールでは建築資材の購入や、現場監督は自分でやる習慣があります。私の予想よりずいぶん小さな施設に見えます。
増築中のティテン・ノルブッツェ僧院の南面の完成予想図が公開されました。一階と二階と中二階が新しい本堂です。その上階には教室と瞑想部屋が設けられます。最上階にはヨンジン・リンポチェのお住まいが設けられます。今ある古い本堂から、このように見えるはずです。
建築資材の運搬など、自分たちでできることは自分たちでおこなうチベット僧たち。
この増築には大変な費用がかかります。現在ネパールの首都カトマンズは大変なインフレが進んでいて、物価がうなぎのぼりなのです。建築用のレンガや鉄筋の費用、それらをトラックで運搬する費用などなど。仏教僧院に比べたら小規模な建設ですが、すくなくとも億はかかるのではないかと思っています。
このボン教僧院増築のために世界中のボン教仲間が、よろこんで支援の手を差し伸べています。私たち日本人もこの支援の輪に加わっています。実際たくさんの方々から善意の寄付をお預かりしています。
現在その合計金額はなんと¥1,401,000円!!
とても助かります。そして寄付をしてくださった皆さん、本当にありがとうございます。ボン教のお坊さん方がみんな喜びます!
なかには匿名で多額の寄付をしてくださった方もいます。連絡がつかないので、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
この年内に一度ネパールのボン教僧院に送金する予定です。引き続きご支援と応援をお願いしています。詳細はこちらをご覧ください。http://bit.ly/33ScEGM
それではまた!
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