弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想

シャンシュン・ニェンギュの教え

最大級の困難の乗り越え方

ゾクチェンの教えを日本で伝授している箱寺です。ゾクチェンの教えやチベット瞑想について執筆しています。よろしくお願いいたします。

 

 

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私がネパールのボン教僧院で修行をしているときに、なんども困難に直面しました。住む部屋が見つからない、語学の先生が見つからない、飲み水が手に入らない、滞在資金が足りないなどなど。僧院に住むチベット僧たちと人間関係がギクシャクしたこともそのひとつです。

 

  

そのなかでも最大級の困難とは、なんといっても、チベット人のラマ(先生)と人間関係がギクシャクしてしまったことです。実は私、なん度も私のラマであるヨンジン・リンポチェから破門される寸前まで関係が悪化したことがあります!

 

 

日本でリラクセーションのためのお手軽な瞑想ワークショップに参加するぶんには、こうした問題があなたに起こることはありません。受講料さえ払えばどの先生もあなたをウエルカム!参加を断れることはないでしょう。

 

 

一方でチベットの僧侶や修行者はなん年もラマと一緒に生活しながら、教えを伝授してもらったり、瞑想修行に励みます。長い月日ラマと一緒に暮らしていると、ラマとの人間関係が上手くいかなくなることがあります。

 

 

お互い人間ですから、予想外のことがいろいろ起きます。ラマの怒りが頂点に達すると、「破門」なんてこともあります。真剣に勉強や修行に励むチベット僧や修行者にとって、それは命を絶たれるような最大級の困難なのです。

 

 

日本でもゾクチェンや密教のような高度なチベットの教えを学ぶ人が増えています。そうした人は瞑想に、自分の人生の活路を見出したり、深い苦しみや悲しみからの解放を願っています。

 

 

これからチベット僧であるラマと関係がギクシャクしてしまうこともあるでしょう。そうした困難を乗り越える方法を動画にしました。チベット瞑想を指導するラマが西洋人や日本人の場合でも役立つはずです。

 

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お寺に住み着いた猫

 

 

チベットの習慣や、瞑想修行上で立ちふさがる困難の克服方法をはじめとするダルマ(仏法)マナー。日本でチベット瞑想を学ぶ限りは関係ないかもしれませんが、知っておくと絶対いつか役に立ちますよ。

 

 

こうした知識、チベット仏教が盛んな海外でもほとんど公表されることはありません。そもそも知っている人自体がほとんどいません。これから日本でチベットの教えに触れる機会が増えていくことでしょう。

 

 

ネパールやインドにいるとき、チベット瞑想を学ぶ西洋人にダルママナーを教えてあげると大変喜ばれました。同時に西洋人を受け入れているチベット僧にも「孝彦、よく言った!」と大好評でした。

 

 

チベットのラマやお坊さんたちの気持ち、わかってあげたいですよね。相手の気持ちを分かってあげれれば、もっと仲良くなれますし、あなたをチベット僧院の一員だと認めてくれます。

 

 

ダルママナーについて、これからもたくさんブログなどで発信していきたいと思っています。ホント役立ちますよ。なによりチベット人の高僧たちが喜びます!日本がダルママナー先進国になったらいいな~。

 

 

それではまた!

 

 

追伸:12月8日大阪で伝授した『浄化の百音節真言瞑想』と『経典を灯明のように明らかにする解説』がオンライン教室で視聴できるようになりました。詳細とお申込みはこちらから。

bonjapan.jimdofree.com

 

 

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