三法に帰依します。
昨日の投稿にあるようにボン教にもヨガが伝承されていて、それはトゥンコルと呼ばれている。トゥンコルを実践するときには複雑なイメージに、心と身体を沈める必要がある。
まず、自分の姿をダーキニーというブッダの智慧の化身に変身させる。そうしたらダーキニーの身体の中に、目に見えない生理器官を次々にイメージの中で構築していく。
三本の脈管、五つの神経センター(チャクラ)、同数のルン(風)の塊、フーンの種字、小さな炎。神経センターとルンの塊はそれぞれ異なる姿と色をしている。
これらの複雑なイメージの中に心と身体を沈ませた上で、特殊な呼吸法を用いながら、ヨガをおこなっていく。
ここで述べた複雑なイメージについては、書籍『Magyu Tsalung & Tummo』に詳しく説明されている。
この書籍はいつか日本語版を作りたいと思っているが、まだだいぶ先の話になるだろう。
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