三宝に帰依します。
昨日の朝、無事にネパールから帰国した。今回のブログでは、渡航の感想をまとめてみたい。まず、カトマンズのトリブバン国際空港が激変していたことだ。
最後に訪れたコロナ前からすると、ずいぶん立派な設備になり、そして利用しやすくなっていた。つぎに、出入国の手続きもずいぶん簡略されていたこと。
これは日本側だけでなく、ネパール側でもいえることだ。かつて海外旅行といえば、出国でも入国でも税関でも、小さなカードに小さな文字で、氏名(アルファベット)やパスポートナンバーや滞在期間などをボールペンで書かなければならなかった。
それがまったく必要なくなったのだ。帰国時に飛行機の中で関税申告のカードが配布されたが、それも「visit Japan」のwebサイトから申請できるようになっている。
私が20代で初めて海外旅行に出かけたときには、複写式でよれよれの細長い航空券だったのが、PDF風のEチケットになり、現在ではEチケットも必要なくなり、パスポートだけで飛行機に乗れるようになった。
一言でいえば、海外旅行がずいぶんお手軽になった。
ネパールは世界最貧国に数え上げられることもあるが、首都カトマンズは世界中の料理をお手軽な値段で楽しむことができる食の楽園だ。
今回の滞在中も、いろいろな美味しいものを食べることができた。
しかし、衛生上の問題で生野菜を摂取できなかったのは多少つらかった。野菜自体は問題ないのだが、汚れた水で野菜を洗った野菜のサラダを出されることがある。
そうするとお腹を下すことになるのだ。ツーリスト向けのレストランでは、生野菜の洗浄にヨード液やミネラルウオーターを使用しているところもある(らしい)。今回は一晩だけだが、ひどい腹痛に悩まされた。
一般的に外国人旅行者という身分にいる限り、カトマンズは食に恵まれている。しかし、今回は自分で作って食べているダイエット食が懐かしくて仕方がなかった。ここ数カ月のダイエット中に、身体と味覚が変化したのだろうか。
カトマンズでもカーエアコンが必要だと感じた。街中はどこも埃っぽい。排気ガスと埃を防ぐために、窓ガラスを閉める必要がある。
タクシーはどれもボロボロで、カーエアコンは設置されていない。つまりカトマンズでタクシーに乗ると、排気ガスと埃と熱風との戦いになるのだ。場合によっては、さらにタクシードライバーの体臭がそこに加わる。
かつてはネパール人(中年の男性だけだが)の体臭は気にならなかったが、今回は、夏だということもあったのだろうが、気絶しそうになったことが何度かあった。
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