弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想

シャンシュン・ニェンギュの教え

寄付金の会計報告その2

ゾクチェンの教えを日本で伝授している箱寺です。ゾクチェンの教えやチベット瞑想について執筆しています。よろしくお願いいたします。

 

 

私たちの心の拠り所であるボン教のティテン・ノルブッツェ僧院。ただいま創建以来の大規模な増築をしています。増築の目的は、僧侶や尼僧の教育環境の整備です。

 

 

現在この僧院には特別な講義堂や教室といった施設がないため、各先生がお住まいになっている寝室やお部屋にお伺いして、教えを伝授していただいています。

 

 

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講義中のツルティム先生

 

 

上の写真はなん度も日本に来ていただいている瞑想学堂長のツルティム先生です。目に見えない脈管について生徒たちにご説明しているところ。密教またはゾクチェンの教えを説かれています。

 

 

以前はネパールに滞在中はいつも、私もこうしたお坊さんたちの輪のなかに加えてもらい、ツルティム先生から貴いゾクチェンの教えを伝授していただいていました。ところが2006年以降は講義への参加ができなくなりました。

 

 

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すし詰めの講義風景

 

 

その理由は狭い部屋のなかがお坊さんたちでいっぱいで、座る場所がなくなってしまったからなのです!最初はお坊さん方に頼んで、お尻を下すだけの空間を空けてもらって講義に出席していました。でも身動きできないほど窮屈で、たいへん苦しい姿勢のまま一時間の講義に集中しなければなりませんでした。

 

  

ひどいときには部屋の外に座って講義に参加したことも・・・。もちろん先生の声なんて聞こえませんでした。トホホ。この頃には私自身の修行や勉強がひと段落していたことと、お坊さん方の勉強の邪魔をしたくないと思い、いまは講義への出席を見合わせています。

 

 

もちろん本当は先生方の講義にお伺いしたいところです。尊い教えはなん度聞いても学ぶところがありますし、なによりも教えに耳を傾けることは他のこととは比べもににならないほどの喜びだからです!チベットでは「同じ教えをくりかえし三回は伝授してもらうものだよ」という格言があります。

 

 

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この僧院の増築のためにたくさんの方々からご支援や寄付金をいただいております。ただいまの合計金額は¥2,423,000円になりました!本当にありがとうございます。みなさまに心から感謝を申し上げます。

 

 

このうちの¥1,600,000円を二回に分けて、ティテン・ノルブッツェ僧院の銀行口座に先日送金しました。

 

 

 

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送金状況

 

 

送金はインターネットで送金できるサービスFintechのWorldRemitを利用しています。その送金状況をあらわしているのが上の画像です。Amountというのが先方に振り込まれた金額。StatusのSentというのが「送金済み」という意味です。

 

 

二回に分けて送金したのは、一回に送金できる金額が¥1,000,000円までだからです。残りの寄付金は年明けに送金します。まだご支援や寄付金をお願いしています。詳細や振込先は下の画像をクリックしてください。それではまた!

 

 

 

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ボン教の僧侶に風雨を防ぐ教室と衛生的な住まいを!ご支援をお願いします

 

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