ゾクチェンの教えを日本で伝授している箱寺です。ゾクチェンの教えやチベット瞑想について執筆しています。よろしくお願いいたします。
昨年から始まったボン教のティテン・ノルブッツェ僧院の増築。その進捗状況がフェイスブック上で報告がありましたので、このブログに転載しお知らせします。
上の写真の奥に白い建物が見えます。これは新しい宿坊で、主にお坊さん方の住まいになります。伝統的にボン教では宿坊は白色と決まっているそうです。手前の工事現場では、新しい本堂の基礎が作られています。ちなみに本堂は赤色(えんじ色)に決まっています。
夜遅くまでネパール人またはインド人の技術者が、本堂の基礎を作ってくれています。ネパールの工事現場では、ネパール人だけでなくインド人の職人さんも一緒に働くことがあります。ネパール人はヒンディー語も理解できるので、コミュニケーションには困りません。
こちらは少し前の写真。ちびっこ僧たちの二段ベッドを新しい宿坊に運んでいるところ。
ボン教僧院には現在50人前後のちびっこ僧が住んでいます。年少者は、チベット語の「あいうえお」の読み書きを学んでいます。年長者は、そろそろ問答の勉強を開始します。どの子もネパールのヒマラヤ奥地の村からやってきました。先日テレビで放映された「天空のヒマラヤ部族」のドルポ地域からやってきた子供も少なくありません。
ニマ・ウーセル・リンポチェは、ドルポのポクスンド湖にある小さなボン教僧院の住職。貧しい村の子供たちをカトマンズまで連れてきて、学校やボン教僧院や医学院に入学させて、教育の機会を与えています。
それではまた!
コロナウイルス感染予防のため、ボン教ゾクチェンのちいさな瞑想教室は5月末までお休みをいただきます。それまでのあいだ、有料のオンライン教室をぜひご利用ください。ご理解とご協力をお願いします。