弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想

シャンシュン・ニェンギュの教え

シェルパのポルパ 冬虫夏草とおおきなヤク

三宝に帰依します。

 

シェルパと聞くと登山家のために荷物を運ぶ人を思い出しがちだが、エベレスト付近に住んでいるチベット系の人の総称だ。

 

国籍的にはネパールに属しているが、チベット仏教を信仰し、チベット語に近いシェルパ語を話す。チベット語では彼らのことをシャルパ(東に住む人)と呼ぶ。

 

この物語の舞台はシェルパの土地だ。物語の中で主人公のおばあちゃんが座っているイスが、カトマンズでよく使用されている竹編みのイスによく似ているのが目についた。

 

一時、日本でもテレビや本でよく紹介されていた冬虫夏草は高価な薬草だ。チベット本土でもネパールの山岳地帯でも、人々は冬虫夏草を採取して大金を得ている。

 

近年は一獲千金を目指して、夏になると低地に住むネパール人も山に入るという。本来グロテスクな姿をした冬虫夏草が、可愛らしい絵で表現されている。

 

シェルパのポルパの絵本はシリーズ化されていて、合計三冊出版されているとのこと。意外にも人気があるのかもしれない。

 

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