箱寺孝彦が語る日本とゾクチェンの未来

シャンシュン・ニェンギュの教え

9/14 「トゥクダム」の講演会

ディラン T. ロット博士

三宝に帰依します。

 

他団体の催しをご紹介します。とても興味深い内容なので、私もオンラインで申し込みします。

 

【2024年9月14日(土)ディラン博士「トゥクダム」講演会のお知らせ】

 

 昨年5月にディラン T. ロット博士が当チベット文化研究所でトゥクダム (チベット語: ཐུགས་དམ་) について講演会を開催しました。9月14日(土)に再び来日され講演いただきます。
今回は、前回の講演で述べられたことを含め、その後のさまざまな調査内容についてお話しいただきます。

 

 トゥクダムとは、身体的な死の後、高い境地を得た修行者の意識は体内に留まるという仏教的な現象です。臨床的には死亡と判断されても彼らの身体には腐敗の兆しがなく、何週間も腐敗せずにそのままの状態で留まり続ける現象が見られます。高僧のほか、無名の修行者がこの兆候を示し、周囲の人々が驚く場合もあります。

 

 チベット仏教経典によると、彼らの身体は生きている人のように顔が艶やかで、身体にも温かみがあると言われています。トゥクダムは、心という意味のチベット語「トゥク」と三昧または瞑想状態である「ダム」という意味から成っています。ダライ・ラマ法王は数十年にわたって科学者との対話を続けており、法王の指示によってトゥクダムの状態に関する医学的な計測が行われたこともあります。

 

  【ディラン T. ロット博士プロフィール】
 人類学者として、ディラン T. ロット博士 (PhD、LMT) は、特定の人間社会 (歴史、言語、実践)における、文化、心、身体、脳の関係を探究している。臨床と研究に重点を置いた認定マッサージ療法士として、シカゴ大学のカマー小児病院で小児科の緩和ケアにも従事し、重大な病気や終末期に直面している乳児や子供へ、触れ合いを通して快適なサポートを提供している。 

 

 2016年から2020年、ダライ・ラマ法王オフィスとウィスコンシン大学マディソン校の共同研究「健康な心のセンター」のフィールドリサーチャー及びマネージャーを務める。インドのチベット僧院コミュニティにおける民族誌学的および心理生理学的研究を組み合わせた調査結果を発表。死後の瞑想状態であるトゥクダムに
関するの調査を行う。

 

日時:9月14日(土)15:00~17:30
会場:チベット文化研究所(予定) 対面20名限定と、オンライン(zoom)

会費:一般3000円、TCC会員2000円、現在当研究所にて他の講座を受講中の方1500円

英語から日本語の通訳あり


<予約・振込先>
郵便口座番号:00190-8-77607 加入者名:チベット文化研究会
メールアドレス:tcci@nifty.ne.jp

 

【お知らせ】

 

今日積んだ功徳があなたの所に届きますように。