弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想

シャンシュン・ニェンギュの教え

ボン教の教え

チベットで顕教といえば中観論です

中観論といえばこの方・・・ 三宝に帰依します。 チベット仏教と日本仏教は根本的に同じものである。なぜならば、同じ釈尊の教えと、経典をもとに構成されているからだ。 とはいえ、地域差や歴史のちがいにより、それそれにユニークな特徴があるのも事実であ…

マンダラ供養

三宝に帰依します。 ブッダになるためには、智慧の蓄積と功徳の蓄積の二つが必要である。功徳の蓄積をするための修行方法の一つが、マンダラ供養だ。 マンダラ供養では、マンダラ供養台という特殊な器具の上にお米を次々に落としていき、宇宙を形成していく…

バルドの祈願

三宝に帰依します。 私の事業の一つの柱が、チベット語経典の日本語への翻訳だ。いわば、インドに行って経典を持ち帰り、中国語に翻訳した玄奘三蔵法師と同じことをしている。 新刊書の執筆の間をぬって、ボン教のバルドの祈りを、チベット語経典から日本語…

ブッダの心と有情の心

三宝に帰依します。 ゾクチェンの教えによれば、私たちの心はブッダの心そのものだ。ブッダの心には智慧も慈悲も功徳もすべて完全な姿でそろっている。 だから、ゾクチェン瞑想をしている間ならば、私たちは自動的に智慧も慈悲も功徳も養うことができる。し…

6/14 いきなりブッダの心を体験しよう

三宝に帰依します。 6月12日(日)は、ボン教の成就者シャルザ・タシ・ギャルツェンが遷化した日だ。だから、世界中のボン仲間にとって特別な日だ。 私たちもこの日をお祭りするために、6月14日(火)にyoutubeライブ配信で特別イベントを開催することにした…

器世間と五大元素

三宝に帰依します。 ブッダの教えによれば、器世間は五大元素から作り上げられている。器世間とは生き物が生存する環境世界のことだ。 具体的には、森や海や大地などのこと。それらはまるで生き物を入れておく器に見立てることができる。 森や海や大地はどれ…

その日は功徳が10万倍

三宝に帰依します。 世界中のボン教仲間たちは、サカダワのかわりにトンパ大祭を盛大にお祝いする。ボン教の始祖、トンパ・シェンラップが涅槃に入ったお祭りだ。 これはチベット暦の12月15日にあたる。この日に積んだ功徳は、通常の10万倍になるといわれて…

チベットYOGA

ヨガは楽しい。 三宝に帰依します。 世の中ヨガブームだ。インドの宗教的な教えだったヨガはアメリカに渡り、洗礼され、魅力的なエクセサイズに生まれ変わった。 インド生まれのヨガはすでに女性の間では、ブームを超えて、スタンダードなエクセサイズになっ…

マセンの儀式

智慧のマントラをみんなで唱えよう! 三宝に帰依します。 昨晩の3月25日(金)から、ボン教僧院でマセンの儀式が開始されました。マセンとはマウィーセンケの略で、ボン教の文殊如来のことです。 マセンのマントラを唱えることにより、学業や智慧が増進する…

90万回加行を満了されたAさんのレポート

Aさんの愛読書 三宝に帰依します。 東京の瞑想教室やZOOM教室にご参加いただいているAさんから、3月14日の月曜日にメールをいただきました。3月12日の土曜日にボン教の90万回加行を満願されたと、そこには書かれていました。 Aさんがどのようにして加行を始…

チベットのお正月

三宝に帰依します。 今年の西暦3月3日がチベット新年だった。チベットでも日本と同じように、お正月が一番大切な祭日である。 1日目にはボン教僧院に初詣する。高僧や同郷の僧侶たちに面会し、加持を授けてもらったり、新年のご挨拶をする。 2日目は、家族で…

無料特別イベントのお知らせ

三宝に帰依します。 今日は世界中のボン教仲間にとって重要なお祭りの日だ。ニャムメ・シェ―ラップ・ギャルツェンの生誕日なのだ。 ニャムメ・シェ―ラップ・ギャルツェンは14世紀のボン教のラマで、ボン教の重要拠点であるメンリ僧院を創建した人物だ。 毎年…

過ちを受け入れる

三宝に帰依します。 スル供養やゾクチェン瞑想により、あなたの心は穏やかさを取り戻すことができる。この心の穏やかさこそが、心の余裕であり、勇気の源泉だ。 このときあなたは、過去の自分を振り返り、過去の行為に向き合う勇気が得られているのだ。自分…

良い種、悪い種

三宝に帰依します。 昨日、あなたにはどんな幸せが舞い込んできただろうか。または、どんな悲しみに襲われただろうか。 どんな幸せも、どんな悲しみも、どこからともなく現れるわけではない。それがあなたに現れてきたのには必ず原因がある。 その原因はすべ…

忘れがちなこと

どっちにいこうか。 三宝に帰依します。 ブッダの教えによれば、私たちも六道という六種類の世界の中をさまよっている。いいや、自分はさ迷っていないとあなたは思うかもしれない。 散歩中に歩く道を自分で選択できるし、ランチに何を食べるのか自分で決めら…

私たちはさ迷っている。

三宝に帰依します。 スル供養の対象となる四番目の四人の客人は、六道輪廻の生き物だ。彼らは長い時の流れの中で、六種類の世界の中をさ迷い続けている。 六種類の世界とは、地獄界、餓鬼界、動物界、人間界、阿修羅界、天界のことで、この中に私たちが住ん…

講書始の儀の動画

講書始の儀がおこなわれた皇居 三宝に帰依します。 今年の1月14日に、皇居・宮殿「松の間」において、新春恒例の皇室行事「講書始の儀」がおこなわれた。 ここで天皇陛下と皇族の方々に、京都大学名誉教授の御牧先生が「ボン教研究の新段階」というテーマで…

布施と供養

ブッダの眼差し 三宝に帰依します。 国が異なると、同じブッダの教えの言葉の意味も異なる。布施と供養もその一例だ。チベット語で布施のことをジンパと言い、供養のことをチュパと言う。 ジンパもチュパも同じくボン教の教えで説かれている言葉で、どちらも…

天皇陛下とボン教

三宝に帰依します。 昨日は二つのビックニュースが舞い込んできた。 一つ目は、昨日発売になった『ボン教:弱者を生きるチベットの知恵』が、アマゾンのチベット仏教カテゴリーで、ベストセラーになったこと。 御予約いただいた皆さま、ご購入された皆さま、…

挫けそうなあなたに

三宝に帰依します。 いよいよ、明後日の1月14日に新刊書『ボン教:弱者を生きるチベットの知恵』が発売になる。 本書の内容は、このコロナ禍やさまざまな人生の問題に直面し、気持ちがくじかれそうになっているあなたの役に立つはずだ。 我が国初の本格的な…

顕教のブッダ、密教のブッダ、ゾクチェンのブッダ

ブッダの心とは、ブッダの身体とは・・・ 三宝に帰依します。 伝説の講座を開催します。本物のブッダになるためには、ブッダの身体が必要だということをあなたはご存知ですか? ネパールのボン教僧院で修行を始めたばかりのとき、この事実をはじめて耳にした…

懐かしい死者と会う方法

夢の中に・・・ 三宝に帰依します。 生きている人と死者の一番のちがいは、物質的な身体を持っているか、持っていないかだ。相手が生きている人ならば、あなたはこの物質的な身体を通して会うことができる。 死者には身体がないから、普通、あなたは死者に会…

夢の中の贈り物

酒も肴も 三宝に帰依します。 夢の中ですでに亡くなっている父母、恋人、息子や娘に出会うことができたら、まずは彼ら彼女らの話によく耳を傾けることだ。 もしもこのときに、話を聞くことができてもできなくても、他に贈り物をしてみるのもいいだろう。 生…

寛容さと御布施

三宝に帰依します。 ブッダの教えの中に六波羅蜜の教えがある。六波羅蜜とは、布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧のことである。この六種類を完成させると、ブッダになれるという。 布施というのは、お寺や僧侶に金銭を差し上げることだけではない。困って…

3ヶ月199円でボン教とゾクチェンの本を読み放題!

この本も読み放題! 三宝に帰依します。 アマゾンの電子書籍サービスが3ヶ月間199円で読み放題になっています。 以下のボン教の4冊の本も読み放題です! ゾクチェン瞑想マニュアル 光明の入り口 ゾクチェン瞑想修行記 はじめてのボン教入門 www.amazon.co.…

正念とは

成就者テンパ・ナムカ 三宝に帰依します。 テンパ・ナムカはボン教の成就者である。この名前には深い意味がある。 テンパとはチベット語の言葉で、その意味は正念。正念とは瞑想対象を心に抱き続けることを意味する。 たとえば、ブッダの教えを心に抱くのも…

成就者テンパ・ナムカ

三宝に帰依します。 テンパ・ナムカはボン教の成就者である。青い身体をして、右手にはユンドゥン(卍)、左手には頭蓋の杯を手にしている。 テンパ・ナムカと呼ばれる人物は、歴史上、三人登場した。 最初のテンパ・ナムカは蓮華の中から生まれた。第二のテ…

マセンのマントラ

マセン 三宝に帰依します。 受験生をお持ちの親御さんからスル供養の御申込みをいただくことがあります。お子さまの受験について心配されるのは、愛情の現れです。素晴らしいです。 スル供養の現在の御申込みフォームには、受験合格祈願や学業成就などの項目…

穏やかな家庭生活

受験生を応援したいです。 三宝に帰依します。 スル供養に御申し込みいただいた方から、次のようなメッセージをいただきました。転載可ということなので、ここに転載させていただきます。 9,10月に引き続き,夫婦でご供養を申し込みます。9月の供養では,デ…

最初に読むべきボン教の本

まずはこの本を読んでみてください。 三宝に帰依します。 スル供養を御申し込みいただいた方から、次のような御質問をいただきました。すでにこの施主様には返信済みですが、転載可ということなので、ここに転載させていただきます。 「チベット仏教の世界」…